アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダのオイルマッサージ

アーユルヴェーダには、「油を塗る」という意味で「アビヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージがあります。全身のオイルマッサージは2人のエステティシャンによって行われます。

2人のエステティシャン

左右同時に同じリズムで行うことによってアシンメトリーな身体の状態を整えると考えられています。心臓から末端に向かってマッサージを行うというのが特徴であり、全身をめぐっているヴァータドーシャを排出するための前処置として行われます。このマッサージではオイルを大量に使うことになりますので、後述するような準備期間を必要とします。フェイスマッサージは「シローアビヤンガ」と呼ばれます。油を使って頭にマッサージを行うことによって、脱毛を防ぐとともに発毛を促すという効果もあります。やさしくゆっくりと行うことで、神経を鎮め、心身を安定させることにもつながります。

アーユルヴェーダによるアビヤンガはオイルを大量に使うものであり、たとえば全身だと200ccのオイルを必要とします。その際に全身や頭皮等から多くの油を吸収すると考えられており、内蔵に負担をかけかねません。そのために、これらのトリートメントを受ける際には、施術の3日ほど前から脂分の摂取を控えたり、ショウガなど循環をよくするものを多めにとったりという工夫が要ります。